会計上の話なので、分かりにくい人もいるかもしれませんが、自分が金融機関から手にする所得から減価償却を差し引いたものに税金がかかります。つまり、実物資産に投資をし、そこから発生する減価償却を活用して税金がかかる所得を減らすのです。

太陽光発電は他人には貸し出せませんが、マンションなどは賃貸に出したり、最近だとairbnb(通称:エアビ)などで貸し出して、運用するということを実践している人がいました。

また、金融機関関係者が好きな言葉に「レバレッジ」という言葉があります。

自分たちは高給取りなので、これまた金融機関がたくさんお金を貸してくれるわけです。その借入資金で不動産を購入します。全部金融機関からお金を借りて不動産を購入することを「フルレバレッジ(フルレバ)」といいます。

最近はこうした「フルレバ」はレアケースとなってきましたが、昔はこうしたケースの恩恵にあずかる金融機関関係者もいました。

不動産に次いで好きなのが保険

金機関関係者は保険好きです。

生命保険はそれほど「勝ち率」(支払った分に対する戻り率)が高くない金融商品であることを知っている人も多いかと思いますが(ただし、宝くじよりははるかにましな勝ち率ですが)、将来に不安な人が多いというのも事実でしょう。