金融機関の人が決して言わない、自分が実践する資産形成方法

Michail Petrov/Shutterstock.com

こうした状況に知り合いである運用会社の営業担当者はさすがに怒っていました。

「お客様に投資信託でリスクをとりましょうと言っておきながら、自分たちでは全然リスクをとっていない」

投資信託は先ほど株式で見たようにインサイダーのルールなどはなく、比較的自由に売買することができます。にもかかわらずです。

先の投信の運用会社の営業担当は次のようにも言っていました。

「本当に投資信託が金融商品として魅力があれば買っていると思うんですよね」

投資信託は、個人投資家がなかなかアクセスできない金融商品や投資機会を提供してくれる便利なツールなはずなのですが、金融機関に勤務する人もその長所に気づいていないともいえます。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。