現役世代にとって老後資金の確保は”マスト”です。
しかし、物価高、増える社会保険料などで「支出は増えるのに手取り収入は増えない」という厳しい状況が続いています。それでも老後を安心して迎えるために、資産形成をしておく必要があります。
「老後は年金だけで生活できない」という声もありますが、本当にそうなのでしょうか。
この記事では、シニア世代の「生活費」「年金収入」を見ていきます。これから始める老後対策の参考にご覧ください。
1. 老後における生活資金源は?
J-FLEC(金融経済教育推進機構)の「家計の金融行動に関する世論調査」では、世帯主が60歳以上の世帯に老後における生活資金源に関する調査結果が見れます。
老後における生活資金源の中心になっているのが「公的年金」です。次に「企業年金、個人年金、保険金」、「金融資産の取り崩し」と続きます。
いずれも現役時代に納めた保険料、蓄えた資産を中心に老後の暮らしを支えていることがわかります。
では、いまのシニア世代の暮らしぶりは実際にどうなのか。次章で65歳以上の年金生活夫婦世帯の「1カ月あたりの収入と支出」を見てみましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】