「上場ゴール」を個人投資家は投資利益を守るために許すな

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事業成長にある程度限界を感じている経営者がとる行動とはどのようなものでしょうか。

煮詰まった経営者の選択肢とは

事業の成長にある程度限界を感じている経営者がとるのはどのような行動でしょうか。

まずひとつあり得るのは、事業売却です。

第三者で自分たちの事業に興味を持ってもらえれば、事業を売却するという選択肢があり得ます。事業を売却してすぐに事業から離れることもできますし、しばらくの期間、たとえば2-3年は事業を引き継いで当該事業から離れることができることもあります。

もう一つあるのが、IPOという選択肢です。これがここまで見てきた「上場ゴール」にあたります。もっとも投資家がIPOを見極める際に注意しておくべき点があります。それは株主構成です。

ベンチャーキャピタルのIPO後の姿勢に注目

IPOをするという際に、経営者や従業員がほとんどの株式を保有している場合もありますし、ベンチャーキャピタルと呼ばれる資金の出し手が未上場時にリスクマネーを提供している場合があります。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。