事業成長にある程度限界を感じている経営者がとる行動とはどのようなものでしょうか。
煮詰まった経営者の選択肢とは
事業の成長にある程度限界を感じている経営者がとるのはどのような行動でしょうか。
まずひとつあり得るのは、事業売却です。
第三者で自分たちの事業に興味を持ってもらえれば、事業を売却するという選択肢があり得ます。事業を売却してすぐに事業から離れることもできますし、しばらくの期間、たとえば2-3年は事業を引き継いで当該事業から離れることができることもあります。
もう一つあるのが、IPOという選択肢です。これがここまで見てきた「上場ゴール」にあたります。もっとも投資家がIPOを見極める際に注意しておくべき点があります。それは株主構成です。
ベンチャーキャピタルのIPO後の姿勢に注目
IPOをするという際に、経営者や従業員がほとんどの株式を保有している場合もありますし、ベンチャーキャピタルと呼ばれる資金の出し手が未上場時にリスクマネーを提供している場合があります。