「上場ゴール」を個人投資家は投資利益を守るために許すな

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ベンチャーキャピタル(VC)は日米でもそのスタンスの差はあります。米国では、IPOに至る途中に会社ごと売却するケースがありますが、日本の場合にはIPOが資金を回収させるための主な手段です。

VCは投資先企業が上場する際には、投資資金を回収し、上場時に投資利益を手にしたがります。もっともVCにも資金出し手がおり、VCからすればそれは当然な行為というのは付け加えておきます。

そのVCは経営者と二人三脚で事業を資金面、事業面でサポートしており、投資先の経営については経営者以外では従業員よりもよく理解している存在ともいえるでしょう。

そのVCが上場時にしばらくしてほとんどの株式を売却してしまうようだと、個人投資家もその企業の成長性についてはじっくりと吟味する必要があるでしょう。

IPO後に個人投資家が気を付けておくべきこと

「上場ゴール」銘柄かどうかは、上場してしばらくしての決算やその際の会社による業績予想で感じ取ることができます。

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。