4. 低所得世帯への支援は?
最近毎年のように行われてきた「住民税非課税世帯への給付金」は、今回の経済対策では盛り込まれませんでした。
今回は、支援する層を所得によって区分せず、比較的多くの人が恩恵を受けられるような政策になっています。
よって、低所得世帯であっても、子どもへの給付金や電気・ガス代補助、食料品の購入支援などを受けられるようになっているのです。
とくに子どもへの給付金は、0歳〜高校3年生の子どもがいれば、所得にかかわらず支給されます。子どもがいて所得が少ない世帯にとっては、今回の給付金は貴重なものとなるでしょう。
5. まとめ
今回の経済対策は、中間層でも恩恵を受けられるものが多く、とくに支出のかさみがちな子育て世帯にとっては嬉しいものです。
一方で、給付が始まるまでにはやや時間がかかるため、それまでには今一度家計を見直し、支出管理を丁寧にすることなどを意識してみるとよいでしょう。
参考資料
石上 ユウキ