1.1 東京の働く世帯の生活費
消費支出を10大費目別でみると、全国を上回ったのは多い順に教育、住居、教養娯楽、被服及び履物、保健医療、食料、家具・家事用品。
全国対比では教育が1.52倍、住居が1.42倍、教養娯楽が1.39倍などとなっており、やはり東京の教育費や住居費は高いことがわかります。一方で光熱・水道と交通・通信は全国を下回っています。
可処分所得から消費支出を除いた黒字は24万7759円です。
実際には世帯差が大きいでしょう。たとえば上記のうち住居費は2万7063円となっており、持ち家が想定されます。
勤労者世帯のうち住宅ローン返済世帯をみると、実収入は87万2628円と平均より高くなりましたが、住宅ローン返済額(土地家屋借金返済)の平均は11万9935円となっています。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)