子どもが生まれると、毎日が体力との戦いですよね。金銭面の悩みを抱える人もでてくるでしょう。「でも、まだ子どもが小さいうちは出費が少ないから」と思ってはいませんか?状況によっては、子育て関連の出費が予想より膨らむこともあります。子育てが金銭面に与える影響を確認していきましょう。

若さと体力が子育ての金銭面に与える影響とは?

厚生労働省が発表した人口動態統計では、2017年の第一子出産年齢は全国平均で30.7歳であることが分かりました。この数字は年々上昇傾向にあり、高齢化はこれからも続くと予想されています。その一方で、「子育ては体力勝負よ」「若いうちに産んだほうがいい」という声も。若さと体力は、子育ての金銭面にどのような影響を与えるのでしょうか。

体力で金銭面をカバー

小さな子どもを連れていると、外出するのも一苦労。検診や予防接種に行くだけでも、想像以上の体力が必要になります。途中で体力が切れてしまい、「疲れたからタクシーに乗ろう」「ベビーシッターに頼ろう」というケースもあるでしょう。

体力がある人は、余分な交通費や家事の代行サービス代などが発生しにくいため、金銭的な負担を抑えることができます。

不妊治療をする可能性

母体の年齢が若いほど、妊娠しやすいことが明らかになっています。そのため、30代半ば頃に「そろそろ子どもが欲しいな」と思っても、なかなか妊娠できない可能性も。不妊治療に取り組んだ結果、治療費が高額になる場合も珍しくありません。

妊娠のしやすさには個人差がありますが、「若いうちに出産しておけば、不妊治療のお金を使わなくてよかったのに…」となることも考えられます。

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