2025年12月1日に従来の健康保険証はすべて有効期限切れ(2026年3月末まで使用できる特例措置あり)となり、「マイナ保険証」に切り替わります。
ただし、マイナ保険証を持っていない人は、無償で送付される資格確認書で医療機関の受診が可能です。
本記事では、マイナ保険証の代わりに使用できる「資格確認書」について解説します。
資格確認書の請求方法や使用方法、有効期限も紹介しますので、マイナ保険証がない人や利用に不安を感じている人は資格確認書について確認しておきましょう。
1. 資格確認書とは
資格確認書とは、保険診療を受けるために交付される証明書のことです。
従来の健康保険証が廃止され、マイナンバーカードに健康保険証としての機能を登録した「マイナ保険証」に切り替わります。
しかし、マイナンバーカードを持たない人や健康保険証利用登録していない人が一定数いるため、一時的な措置として資格確認書が設けられました。
企業の健康保険などに加入する会社員などと比較して、後期高齢者医療制度に加入する高齢者や国民健康保険の加入者のほうが、スマートフォンやマイナンバーカードの取り扱いに不慣れな人が多いと見られます。
資格確認書によって、これらの人が安心して医療が受けられるようになります。
