4. 東京海上HDの2Q決算は減益、通期の最終利益予想も下方修正

東京海上ホールディングスは2026年3月期第2四半期(中間期)の連結決算を発表しました。経常収益が前年同期比0.6%増の4兆3678億1300万円、経常利益は同6.1%減の8802億8100万円、中間純利益は同0.2%減の6868億3500万円と、増収ながら減益となりました。

併せて、2026年3月期通期の最終利益予想を、従来予想から200億円減の9100億円に下方修正しました。

一方で、年間配当予想については従来から1円増配の1株当たり211円に引き上げると発表しました。中間配当を105.5円とし、期末配当についても105.5円の予想としています。

また、自己株の公開買い付け(TOB)の実施も発表しました。概要は以下の通りです。

  • 買付けの価格: 普通株式1株につき5220円(2025年11月18日の終値5800円に対して10%のディスカウント価格)
  • 買付け予定の株券の数: 2490万4100株
  • 買付けの総額: 1299億9940万2000円
  • 買付期間: 2025年11月20日から12月18日まで

また、今回の自己株TOBについては、三菱UFJ銀行より2246万5500株、三菱UFJ信託銀行より243万8600株の応募の内諾を得ているとしています。

5. まとめにかえて

今回は東京海上ホールディングスの株式のリターンや株価騰落について振り返りました。

保有する銘柄、投資を検討している銘柄の旨味や魅力は、タイミングや状況によって変わります。

気になる銘柄があれば、今回振り返ったような基礎情報を自分で調べてみることをおすすめします。

※本記事の制作にあたって、一部AIを活用しています。