4. 高年齢求職者給付金
高年齢求職者給付金とは、65歳以上の人が離職後に再就職を希望する際に受け取れる給付金です。
現役時に雇用保険に加入していた人は、通常「基本手当」を受給しますが、65歳以降はその代わりに高年齢求職者給付金が支給されます。
この制度の大きな特徴は、要件を満たしていれば「複数回の受給が可能」である点です。
支給額は、被保険者期間に応じて設定されている日数分の「基本手当日額」をもとに算出されます。
- 被保険者期間1年未満:基本手当日額の「30日分」が支給
- 被保険者期間1年以上:基本手当日額の「50日分」が支給
たとえば、1年以上雇用保険に加入していた場合、50日分の基本手当を受給できます。
基本手当日額は、離職前6か月間の賃金を基準に算出され、1日あたりの賃金額の45%〜80%が支給される仕組みです。
なお、すべてのシニアが高年齢求職者給付金を受け取れるわけではなく、受給には一定の条件を満たす必要があります。
詳細な要件について知りたい場合は、最寄りのハローワークへ問い合わせることをおすすめします。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】