【年金を受給している人】確定申告が必要・不要、どっち？「確定申告が不要となる条件」は？確定申告をした方がいいケースも紹介！

2. 年金受給者は確定申告が必要・不要？

確定申告という言葉を聞くだけで、できれば避けたいと感じる人も多いかもしれません。では、実際に年金を受け取っている人は、自分で確定申告をする必要があるのでしょうか。

結論から言えば、すべての年金受給者が申告をしなければならないわけではありません。

年金を受け取る際には、すでに所得税や社会保険料が差し引かれており、あらかじめ国が税の処理を行っているため、条件を満たす人は確定申告を省略できる仕組みになっています。

その「申告が不要」となる条件は、以下の2つです。

年金受給者は確定申告が必要・不要？

この2つの条件をどちらも満たしていれば、確定申告を自分で行う必要はありません。

ただし、年金を受け取りながら働いている人や、不動産投資をする人などでそれらの所得が年間20万円を超える場合は、自分で確定申告を行う必要があります。