卒業生も600人を超える規模がいるため、同一企業でも二桁を超える就職者数がいる企業もあります。京大の工学研究科は京大の様々な学部や研究科の中でも、「看板研究科」とも呼べる存在かもしれません。

さて、ここまで見てきた上位就職先企業について、特徴的な企業をピックアップし、業績動向や従業員数、給与とともに最近の株価を見ていきましょう。

川崎重工業

同社の過去5年の業績動向を見ていきましょう。

過去5年の経常利益の動向を見ていくと、300億から900億円台まで大きく変動をしています。2016年3月期には932億円を計上していましたが、2017年3月期には366億円となっています。ちなみに、2018年3月期は432億円となっています。

また、投資家が注目する(親会社株主に帰属する)当期純利益は、200億から500億円台と、これも経常利益同様に振れ幅は大きくなっています。2018年3月期は289臆円となっています。

では、同社の従業員数や給料はどうなっているのでしょうか。