空調というとあまりに身近過ぎて気になりにくいという人もいるかと思いますが、その空調を取り扱う日本企業に世界を代表する企業が存在しています。

シマノ

シマノというと「自転車」という人と「釣具」という人、両方いるかと思います。どちらの世界でもブランドを確立している企業といえます。

ちなみに、売上高だけでいえば、「自転車部品部門」の売上が全体の約8割を占めており、シマノはどちらかといえば、自転車部品の会社というのがより正確です。

シマノも先ほど見たダイキンと同様に世界で活躍する日本企業です。

同社の連結の仕向地別の売上高構成を見ると、以下のようになっています(2018年12月31日現在)。

  • ヨーロッパ:40.3%
  • アジア:33.1%
  • 日本:11.8%
  • 北米:10.3%

このように国内向けの売上高はわずか10%強で、それ以外は海外での売上となっています。

また、売上高は3480億円に対して営業利益は656億円と、製造業としてみると収益率は非常に高い水準となっています。