また、通期の業績規模は、売上収益(売上高)で1133億円、営業利益で317億円規模にまでなっており、トップライン、収益ともに二桁成長をしています。
サイバーエージェント
「Abema TV」でおなじみかもしれませんが、もともとはインターネット広告代理事業を中心として始まった会社です。
同社の事業セグメントとしては先ほど見たAbema TVを含む「メディア事業」、「広告事業」、そして「ゲーム事業」から構成されています。
売上高については、2019年9月期第1四半期決算は、過去最高の売上高を計上するなど、トップラインは引き続き堅調に成長しています。
一方で、ゲーム事業の伸び悩みやメディア事業におけるAbema TVなどへの先行投資も続いており、会社全体で見た時の利益成長は現時点ではマイナス成長(Q1対前年同期比)となっています。
とはいえ、同社の強みは、インターネットを活用したサービスを提供する中で、人的リソースの活用や新規事業への取り組みのうまさによってここまで事業規模が大きくなってきたという経緯があります。