① 人気ランキングや分配金、過去の運用成績だけで選ばない。

人気の高い投資信託だからといって選ぶのは避けましょう。売れているのは、多くの場合、販売側がその商品に力を入れているからであって、今後の値上がりとはまったく関係ないのです。

また、分配金の額で投資信託を選ぶのもおすすめできません。分配金が口座に振り込まれても投資信託の時価が下がっている場合、必ずしも「資産運用がうまくいっている」とはいえないからです。

さらに、過去の運用成績も、将来の値上がりを保証するものではありません。過去の運用成績が参考になるのは、ファンドマネージャーが継続的に高い運用成績を残し、運用の説明責任を果たしているケースに限られます。

② ネット証券が無料提供している「スクリーニング機能」を活用する

5,000本以上もある投資信託を一つひとつ確認しては、途方もない時間がかかってしまいます。そこで、ネット証券が無料提供している「スクリーニング機能」を活用しましょう。

ネット証券では、口座開設(無料)すると投資信託のスクリーニング機能が利用できるようになります。このスクリーニング機能を活用して、「純資産残高の水準」や「償還日」「買付手数料(販売手数料)」などで絞り込むと、投資信託選びを効率的に進められます。

まとめ

お金を増やすには、自分の頭で考えて行動し、投資をむやみに怖れないことです。また、投資を成功させるためには、適切な投資信託を選ぶことがポイントとなります。

もはや給料だけを頼りにする時代ではありません。投資を学び、お金を増やす方法を身につけて実践してみてください。

LIMO編集部