貯蓄が3000万円以上ある世帯の年収はいくら

貯蓄が3000万円以上の世帯数が最も多いのはどの年収帯でしょうか。

今回の調査では、年収が「300万円以上500万円未満」の世帯で貯蓄が3000万円以上の世帯が全世帯(3579世帯)のうち3.6%を占め、最も比率が高くなっています。

次いで多いのが、年収が「500万円以上750万円未満」で同2.9%を占めています。

また、3番目に多いのが、年収が「750万円以上1000万円未満」で同1.3%を占めています。

このように、「年収が多いから貯蓄が多いというわけではない」ということが分かります。

もっとも、年収が必ずしも高くない世帯で貯蓄が多いケースとして考えられるのは、夫婦どちらかが定年退職をする一方で、どちらかがまだ仕事を続けている場合で既にどちらかの退職金を手にしているケース、また定年を迎えていないものの親などからの相続を受けているケースなども考えられるでしょう。