低金利の状況で、ただ預金しているだけでは貯蓄を増やすことはできません。まずは、リスクが少ない商品に長期で投資し、着実に貯蓄を増やすことを考えます。
より多くの老後貯蓄が必要だと考えられる人の場合は、NISAやiDeCoなどの非課税枠を利用して将来の年金額を増やしておくと安心です。
そして、NISAやiDeCoの枠以上の投資については、アクティブファンドを活用するとよいでしょう。
インデックスファンドはアクティブファンドの多くに負けないというのは事実ですが、一方で、「インデックスファンドは信託報酬の分だけインデックスに負ける」というのも原則です。
自分が気に入ったインデックスが見つかったのであれば、そのインデックスをベンチマークにしているリスクがコントロールされたファンドを探すのでもよいですし、もともとリスク量をコントロールしているバランス方型ファンドもあります。
まとめにかえて
老後に必要な貯蓄額を考えてみましたが、ご自分に必要な老後貯蓄額を割り出すことができましたか。
夫婦二人が安心して過ごすために必要な老後貯蓄は人によって異なります。
公的年額や退職金などを考慮した必要貯蓄額を割り出しましょう。低リスクで確実に運用益を得るためにも、早めに取り組みを始めることをおすすめします。
【参考文献】
生命保険文化センター「平成28年度 生活保障に関する調査《速報版》」
【PR】今年こそ!節税して投資をはじめよう
日本株の投資をこれからはじめようという方、また節税をしながら「つみたてNISA(ニーサ)」や「iDeCo(イデコ)」で投資信託をはじめてみたいという方向けに、LIMOではお好みのタイプのネット証券を簡単に検索できる機能を無料でご紹介しています。是非、この機会にご活用下さい。
LIMO編集部