4. 100人でみた日本、見えてきた課題と「私たちができること」とは?
今回は、厚生労働省が公表している統計データ「100人でみた日本」をもとに、日本が抱えている日本の「人口構成」「労働の現場」「福祉と健康」の現状課題について詳しく解説しました。
人口や福祉のデータからわかるように、日本では高齢化が急速に進んでいます。若い世代の働き手が減少していく中で、現在の社会保障制度がこの先も維持できるのか、不安に感じた方もいるかもしれません。高齢者の増加は、介護や医療の負担が増えるといった課題にもつながります。一方で、働き方や家族の形など、個人のライフスタイルはますます多様になっています。
人口減少への対策として出生率の向上が挙げられますが、実現は容易ではありません。このような大きな問題にどう向き合えばよいか、途方に暮れてしまうかもしれませんが、まずは自分自身の生活の中でできることからはじめてみるのが大切ではないでしょうか。
たとえば、将来の介護や医療費の負担増が心配であれば、それに備えて少しずつ貯蓄を始める、といったことも一つの方法です。「日本の課題」と聞くと壮大に感じられますが、まずは「自分にできること」を考え、行動に移してみてはいかがでしょうか。
※この記事は2025年8月19日に公開された記事の再編集記事です。
参考資料
村岸 理美