2. NTTの2Q決算は増収増益
NTTは4日、2026年3月期第2四半期(累計)の連結決算を発表しました。営業収益が前年同期比2.8%増の6兆7727億1300万円、営業利益は同2.7%増の9450億2900万円、税引前中間利益は同1.2%増の8893億500万円、同社に帰属する中間利益は同7.4%増の5956億5100万円と、増収増益となりました。
3. NTTの企業概要のおさらい
次に、NTTの企業概要をおさらいします。
- 業種:情報・通信
- 設立年月日:東証プライム
- 発行済株式数:90,550,316,400株
- 上場市場:1987年2月9日
- 上場年月日:3月末日
- 決算時期:100株
- EPS(会社予想):12.57円
- 株主優待:dポイント付与
最後に株式投資関連の用語を分かりやすく解説します。
4. 用語解説 株式投資関連の用語を分かりやすく解説
4.1 出来高とは
証券取引所で売買された株式の数量。例えば、買い100株、売り100株の注文のもと取引が成立した場合、出来高は100株となります。
4.2 時価総額とは
上場企業の株価と発行済み株式数を掛け合わせたもの。企業価値を測るひとつの尺度として見られる。
4.3 PERとは
株価を1株当たりの当期純利益で割ったもの。同業他社の水準と比較したりするなどして、今の株価が割安か割高かを考える際に使用する。
4.4 PBRとは
株価を1株当たり純資産で割ったもの。帳簿上の純資産に対し、何倍の時価が付いているかという指標ともいえる。上記のPERと同様、今の株価が割安か割高かを考える際に使用する。
4.5 配当利回りとは
1株当たり年間配当金を株価で割ったもの。投資のリターンのひとつであるインカムゲインについて、投資対効果を考えるうえで参考にする。
4.6 日経平均株価とは
日本経済新聞社が算出している日本の株式市場の株価指数。東京証券取引所プライム市場に上場する株式のうち、流動性の高い225銘柄で構成されている。
4.7 TOPIXとは
東京証券取引所プライム市場上場株式銘柄や、旧第一部に上場していたスタンダード市場上場株式銘柄を対象に、日本取引所グループが算出している株価指数。株式の時価総額の合計を終値ベースで評価し、基準日である1968年1月4日の時価総額を100として指数化されている。