2025年の年金支給も、残すところ12月15日の1回を残すのみとなりました。
冬は暖房の影響で、電気代・ガス代が高くなりがちです。年金で上手に光熱費をやりくりしていきたいところです。
年金受給者で所定の要件を満たす人には、公的年金とあわせて「年金生活者支援給付金」が支給されます。この給付金は、1人あたりいくら受け取れるのでしょうか。この記事では、年金生活者支援給付金の給付額や概要を解説します。
1. 年金生活者支援給付金とは?
年金生活者支援給付金とは、所得の低い年金世帯の生活を支援するための給付金です。消費税率が8%から10%に引き上げられた際に、その増税分を財源として創設されました。
給付金には、以下の3種類があります。
- 老齢年金生活者支援給付金
- 障害年金生活者支援給付金
- 遺族年金生活者支援給付金
それぞれ、年金と同じく偶数月の15日に、前月・前々月分がまとめて支給されます。次回の支給日である12月15日には、10月分と11月分が支給される仕組みです。
次章では、給付金の1人あたりの金額を確かめます。


