高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。

そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そして公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが2025年に行った「中高生の教育費負担実態調査」の内容についても一部ご紹介します。

まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、「2025年12月・2026年3月締め切り」の給付型奨学金2事業をご紹介していきます。

※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが5日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

1. 【返済不要・2025年12月締め切りの奨学金】公益財団法人江頭ホスピタリティ事業振興財団「一般募集(2026年度)」

奨学金

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公益財団法人江頭ホスピタリティ事業振興財団は『飲食サービスなどの外食産業や、ホテルなどの観光産業に代表されるホスピタリティ事業の発展によって、ホスピタリティの概念が社会に定着し、それによって人々が健康で心豊かな生活を営むことが出来ること』を目的として設立されました。そのための研究開発や人材育成を助成する事業を行っています。

1.1 【返済不要・2025年12月締め切りの奨学金】公益財団法人江頭ホスピタリティ事業振興財団「一般募集(2026年度)」

【対象の課程】大学,専修学校

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】給付型

【申込み期間】2025年12月1日までに郵送必着 

【支給人数】30名程度

【支給金額/人】24万円(月額2万円)

【支給期間】令和8年4月~令和9年3月(12ヶ月間)

【成績制限】なし

【所得制限】なし

【修学支援制度との併用】

【他の給付型との併用】

【専攻分野】専攻分野の指定なし

【専攻分野の詳細】学部生・修士生・博士生    外国人留学生

【資格・条件】

  • 外食産業・観光産業などに代表されるホスピタリティ産業に興味がある者。又は将来就業したいと考えている者、あるいは食や食文化・ホスピタリティに興味のある者で、現在大学(専門学校を含む)に在学中の者。
  • 学業、人物ともに優れている者。
  • 面接、説明会への出席を含め、当財団の定める事項を誠実に遵守できる者。

尚、義務を履行しない者は、年度の途中であっても給付を中止する。

※奨学金受給条件: ①給付期間を通して学籍があること。②原則として日本国内で通学していること。

【募集団体】公益財団法人江頭ホスピタリティ事業振興財団

【奨学金概要】公益財団法人江頭ホスピタリティ事業振興財団 奨学金助成事業