5. 持病があっても保険に入れる?メリットとデメリットまとめ
高齢になると、持病や既往症があるために保険へ加入できないと思う人は少なくありません。
しかし、実際には健康状態に不安がある人でも比較的加入しやすい「引受基準緩和型保険」と呼ばれる商品があります。
この保険は、一般的な医療保険に比べて加入時の告知項目が少なく、審査のハードルが低い点が特徴です。
一方で、このような持病があっても入れる保険は、保険会社や商品によって加入条件や保障内容が異なります。保険料が割高になる場合や、一定期間は保障が制限されることもあるため、事前によく調べておく必要があります。
このように、民間の保険で備えることも検討しつつ、老後に向けた準備を少しずつ始めていきましょう。
参考資料
- 厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」
- 金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2024年(令和6年)平均結果-(二人以上の世帯)」
- PGF生命「2025年の還暦人に関する調査」(2025年5月13日公表)
- 生命保険文化センター「令和4年 生活保障に関する調査」
- ほけんのコスパ「【プロが解説】持病があっても入れる保険は?メリット・デメリットや賢い選び方」
加藤 聖人
