リーズナブルなカジュアルウェアで知られる、ジーンズメイトの給料はどのぐらいか企業年収給与研究シリーズ

シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は衣料品店チェーン運営企業であるジーンズメイトです。

ジーンズメイトの平均年間給与はいくらか

ジーンズメイト（提出会社）の2018年3月31日時点での平均年間給与は441.7万円と400万円を超えています。また、従業員の平均年齢は37歳7ヶ月で30歳を上回っています。平均勤続年数は13年11ヶ月となっています。

有価証券報告書の提出会社（単体）の従業員数は2018年3月31日時点で103名。単体で100人以上の従業員数がいます。単体のセグメント別従業員数は以下の通りです。

ジーンズメイト（単体）の業績推移についても見ておきましょう。

まず、売上高ですが、過去5年をみると減収傾向にあります。2014年2月期は99億円であった水準が、2017年2月期には91億円となっています。なお、決算期の変更により、2018年3月期は2017年２月21日から2018年３月31日の期間となっており、売上高は97億円でした。

また、経常利益又は経常損失についてはボラタイルな動きをしています。2014年2月期は6億円の損失、2015年2月期は0.7億円の利益、2016年2月期は6億円の損失、2017年2月期は8億円の損失でした。なお、2018年3月期は5億円の損失となっています。

投資家が重視する「ボトムライン」でもある当期純損失は、2014年2月期は7億円の損失、2015年2月期は0.4億円の損失、2016年2月期は5億円の損失、2017年2月期は12億円の損失となっています。なお、2018年3月期は7億円の損失でした。

年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。

ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば幸いです。

平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は就業人数です。基本的には、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。

日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。

LIMO編集部