8. 今のうちから老後資金の準備について考えておくことが大切です
ここまで、60~89歳「ふつうのシニア」は、厚生年金と国民年金をいくらもらってるのか「平均年金月額」を《年金一覧表》をもとに見ていきました。
あくまでも額面の平均月額となっているため、税金や社会保険料が天引きされることも考慮しておく必要があるでしょう。
物価高が続いているため、今の現役世代の方が年金を受給する年齢になる頃には、必要な生活費がさらに増えている可能性も考えられます。
老後生活を迎えたときに、日々の生活に困ることがないよう、今のうちから老後資金の準備について考えておくことが大切です。
参考資料
- 厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」II 各種世帯の所得等の状況
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 日本年金機構「厚生年金保険の保険料」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 政府広報オンライン「年金の手続。国民年金の第3号被保険者のかたへ。」
- 日本年金機構「国民年金の第3号被保険者制度のご説明」
- 厚生労働省「年金制度改正法が成立しました」
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」
安達 さやか