老後資金は「いつまでに・どのくらいあればいいのか」見当がつきにくいものです。また、20代・30代の若いころから老後の暮らしにまで考えが及ぶ人は少数派でしょう。
シニア世代の就業を後押しするしくみが整いつつあるとはいえ、いつまで働けるかは仕事内容や健康状態によるところが多いです。私たち現役世代は、長寿時代を見据えて老後資金をしっかり準備しておく必要があるでしょう。
老後資金は「2000万円」、もしくはそれ以上が必要と言われることも。シニア世代がどのくらいの老後の資金を持っているかを知ることは、若い世代が貯蓄ペースを考えるうえで何らかの参考になりそうですね。
今回は、50・60・70歳代世帯の「貯蓄と負債」の変化に着目していきます。