3月に入り、2020年卒業の大学生による就職活動についての話題を耳にするようになってきました。業界研究や企業研究に時間をかけているという学生も多いのではないでしょうか。
シリーズでお伝えしている「就活企業研究シリーズ」。今回はその中でも慶應義塾大学理工学部の卒業生が就職する就職先人数が上位企業ランキング及びその一部上場企業について、有価証券報告書をもとに過去5年間の業績動向、従業員数、年間平均給与や最近1年間の株価動向について見ていきましょう。
慶應義塾大学理工学部の卒業生が就職する上位企業ランキング
慶應義塾大学が発表した2018年4月現在の同大学理工学部を卒業した上位就職先は以下の通りです。
- キヤノン:8人(4人)
- 新日鉄住金ソリューションズ:8人(4人)
- 三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行):5人(1人)
- 東京海上日動火災保険:4人(2人)
- NTTドコモ:3人(3人)
- エヌ・ティ・ティ・データ:3人(2人)
- キーエンス:3人(1人)
- トヨタ自動車:3人(1人)
- ベイカレント・コンサルティング:3人(0人)
- 日本航空:3人(1人)
※カッコ内は女子で内数
理工学部なので多くは大学院に進学しますが、194名の就職者のうち、3人以上の就職者がいる企業が先に示した通りとなります。
就職先企業の業績、従業員数、給与と最近の株価
さて、上位就職先企業について、特徴的な企業の業績動向や従業員数、給与とともに最近の株価を見ていきましょう。