自分の財布の使い方を振り返ってみたことはありますか。お金が貯まらないのはもしかしたらお財布の使い方のせいかもしれません。もし、散財してしまうことや思うようにお金が貯まらないことに悩んでいるのなら、財布の使い方を見直してみませんか。今回は、お金が貯まる財布の使い方についてご紹介します。
財布は毎日必ずチェックする
まず、必ずやってほしいのが、毎日家に帰ってきて夜寝るまでに一度は財布を開けて中身を確認すること。レシートを取り除いて、お札の向きをそろえてみたり、カードをきちんと入れ直したりしてみるのです。汚れたところを拭いたり、キズがついてないか確認したりしてもいいですね。やってみると意外と気分がいいもので、お財布の中もすっきりするし財布の中身も確認できて一石二鳥です。
なぜ財布の中身を見てほしいかというと、理由はいくつかありますが、最大の理由はお金に無頓着になってほしくないからです。毎日財布を見る習慣ができれば、お金のことも毎日チェックするようになります。財布の中にいくら入っているのかということを把握すると、「今週はあと4日あるのに、残りがこれだけしかない」などと、これまで気にならなかった問題意識を持つことができるようになるのです。
また、財布をチェックしレシートを眺めてみることで自分の消費行動の特徴が見えてくるようにもなりますね。コンビニのレシートが多いなとか、スーパーで必要以上に買いすぎたなとか、この買い物は無駄だったなということが見えてくるはずです。毎日の習慣として、たった3分でいいので財布の中身をチェックしてみてください。
クレジットカードは2枚、ショップカードは6枚まで
自分の中にきちんとしたルールがあればいいのですが、もし何もルールを決めていない人はクレジットカードは2枚まで、ショップカードは6枚までと決めてしまいましょう。これ以上は増やさないのです。あとは免許証や健康保険証を入れて、病院の診察券が2枚ほど入ったらきっとお財布の中のカード入れがすべて埋まってしまうのではないでしょうか。
そこで、まずはショップカードとの付き合い方を考え直してみてください。
常に財布の中に入れておくのは確かに便利なのですが、毎朝自分の行動計画を簡単に立てて、自分が行きそうなお店のショップカードだけを持ち歩けばいいのです。それを先述した夜のお財布チェックの時間にやってもいいですよね。ショップカードの入れ替えの時間をあえて作ることで、突発的な買い物や衝動的な買い物を防ぐことができるでしょう。
コンビニなど色々なお店で使える共通ポイントのカードや、行く頻度の高いスーパーのポイントカードなどはいいとしても、普段毎日のようにいくわけでもない洋服店やお化粧品のポイントカードなどは毎日持ち歩く必要はありませんよね。
そういう無駄なものを常に持ち歩くクセがつくと、財布の中にポイントカードを入れっぱなしにするようになってしまって、結局また財布を見ることのない生活に戻ってしまいます。お財布チェックを習慣づけるためにも、ショップカードは数を限って持ち歩き、必要に応じて入れ替えるようにしてください。
次はクレジットカードとの付き合い方です。