クレジットカードは言うまでもなく、理由もなく何枚も持つものではありません。クレジットカードは結局あなたにとって負債の先送りなので、先送りする手段は少ないほうがいいですよね。あまり使いすぎると取り返しのつかなくなることもあります。本来は注意して使うべきものなのに、身近な存在になってしまったがために気軽に使ってしまいがち。できるだけ枚数を減らして、使う頻度も減らせるといいでしょう。

ある貯金上手な女性に聞いた話ですが、彼女はクレジットカードを使った日は、その分だけお金を財布から抜いて封筒に入れて家で保管しておくのだと言います。キャッシュレス決済でも自分でお金を抜いて、現金を直接減らすということです。

話を聞いたときはちょっと原始的だという気もしましたが、実際にやってみるとクレジットカードで支払いをしたときと財布からお金を抜くときの気持ちが全然違い、やはりクレジットカードのほうが現金払いよりもお金が減ることへの抵抗が薄まることを感じました。

ポイントが貯まるからクレジットカードをうまく活用したいけれど、お金を使った実感がないのも怖いという人はやってみるといいかもしれませんね。

お金をおろす日以外はキャッシュカードは持ち歩かない

キャッシュカードとの付き合い方も考えたほうがいいですね。キャッシュカードを常に持ち歩いていると、気軽にお金をおろしてしまいがちになります。すると、結果としてお金をついつい使ってしまうようになるんですよね。これがキャッシュカードを持ち歩くことの危険性です。

ですから、お金をおろす日というのをあらかじめ決めておいて、その日だけキャッシュカードを持ち歩くという方法を取るのです。そうすれば気軽にお金をおろす機会が少なくなりますし、キャッシュカードを持っていなければお金を使うことにも慎重になりますよね。

まとめ

いかがでしたか。お金の使い方って本当に難しいんですよね。なかなか目に見える形でコントロールしづらいのも事実です。そこで、お財布というものを活用して、お金の使い方と向き合っていくことがとても大事になってきます。自分なりに工夫を加えて、お金と上手に付き合っていってくださいね。

大塚 ちえ