やっと暑さが落ち着き、ガーデニング欲が再燃する秋。しかし昨今の物価高で「ガーデニングにお金をかけている場合じゃない」「お金も時間もないけど、花いっぱいの庭にしたい」という方も多いのではないでしょうか。
そんな時におすすめなのが、秋の庭に種をばらまいておくだけで、春に花が咲く一年草。種は苗よりも安く手に入り、1袋にたくさんの種が入っています。さらに庭にばらまくだけで育ってくれる植物なら、ポットからの移植も必要ないので手間もかかりません。
この記事では、秋に種を直まきできて、春にたくさんの花を咲かせてくれる一年草を7種、参考価格とともにご紹介します。
1. この記事で紹介する「秋に種をばらまくだけで春に花が咲く一年草」
写真のヤグルマギクほか、秋に種をばらまくだけで春に花が咲く一年草をご紹介します1/9
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- リナリア(ヒメキンギョソウ)
- オルレア(オルラヤ)
- ヤグルマギク(コーンフラワー)
- ニゲラ(クロタネソウ)
- ネモフィラ
- アグロステンマ
- ワスレナグサ
今回ご紹介する植物は、すべて日当たりと風通しのよい場所を好む植物です。適した環境に種をまくと元気に育ちますよ。
※種まきの適期は地域や気候によって異なります。種袋を確認し、お住まいの地域やその年の気候に合わせて作業してください。
2. 秋の庭にばらまくだけで《春から初夏までずっと花咲く》一年草4選
2.1 リナリア(ヒメキンギョソウ)
愛らしい小花が集まって咲く「リナリア」2/9
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すっと伸びた花穂に愛らしい花が集まって咲く、リナリア。キンギョソウに似た小さな花が咲くことから、ヒメキンギョソウとも呼ばれます。
花色は白、ピンク、黄色など春らしく明るい色合い。ナチュラルでかわいらしい春花壇をつくりたい方におすすめです。
リナリアの種はとても細かいので、扱いに注意しましょう。種まき後は覆土しなくても大丈夫ですが、薄く土をかけておくと、乾燥や種が飛ばされるのを防げます。発芽率がよく、丈夫な植物なので、初心者さんでも育てやすいですよ。
※参考価格:150円~250円前後(種1袋)
2.2 オルレア(オルラヤ)
繊細な花姿が美しい「オルレア」3/9
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オルレアは、白いレースのような、繊細で清楚な花が魅力。春風に揺れる姿が美しく、ナチュラルガーデンやホワイトガーデンにおすすめです。たくさん咲いたら、切り花としても楽しめますよ。
主張しすぎない花姿は、どんなテイストの庭にも自然にマッチ。草丈が高くなるため、花壇の後方や側面に種をまくと、自然な奥行きが演出できます。
環境にもよりますが、オルレアは発芽しづらいことがあるため、多めに種をまいておきましょう。種まき後は薄く覆土してください。
※参考価格:300円~350円前後(種1袋)
2.3 ヤグルマギク(コーンフラワー)
春風に揺れる姿が涼しげな「ヤグルマギク」4/9
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矢車に似た形の花を咲かせることから名前が付いた、ヤグルマギク。花茎がすっと伸び、春風に揺れる姿が涼しげです。咲いた花を摘んで乾燥させると、ドライフラワーとしても楽しめます。
花色がとても豊富で、青や紫、ピンク、白のほか、ダーク系の花色もあり、お庭の雰囲気や好みに合わせて選べます。草丈も品種によってさまざまなので、種袋を確認し、植えたい場所に合うものを購入しましょう。
種まき後は薄く覆土してください。やせ地でもよく育つ丈夫な植物なので、初心者さんにもおすすめです。
※参考価格:150円~350円前後(種1袋)
2.4 ニゲラ(クロタネソウ)
つぼみ・花・葉・実のすべてがユニークな「ニゲラ」5/9
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ニゲラは花も葉も個性的で、思わずじっくり観察したくなる植物。つぼみや花後の実が風船のように膨らむのもユニークで、膨らんだ実を切り花やドライフラワーにして楽しむこともできます。
花色は青やピンク、白など優しい雰囲気。ナチュラルガーデンのフォーカルポイントや玄関先など、ちょっと目を引く花を植えたい場所におすすめです。
ニゲラは種に光が当たると発芽しにくいため、種まき後はしっかりと土をかぶせましょう。
※参考価格:150円~300円前後(種1袋)
3. 秋の庭にばらまくだけで《春にナチュラルな花が咲く》一年草3選
3.1 ネモフィラ
こんもりと咲くナチュラルな花「ネモフィラ」6/9
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春に素朴で愛らしい花を咲かせるネモフィラ。有名観光地では、一面に広がる姿が見事です。春の青空のようなブルーが定番の花色ですが、他にも白地に青い点が入る花や、濃い紫色の花などいくつかの品種があります。
草丈は低いですが、大きくこんもりと育って地面を覆うため、春限定のグランドカバーとして楽しむことも可能。広い場所に種をまいておくと、満開の時期には花のカーペットのような美しい光景が広がりますよ。
ネモフィラの種も光が当たると発芽しづらいため、種まき後は軽く覆土しておきましょう。
※参考価格:150円~350円前後(種1袋)
3.2 アグロステンマ
春風に揺れる可憐な花「アグロステンマ」7/9
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春風に揺れる、白やピンクの優しげな花が美しいアグロステンマ。ヨーロッパでは、麦畑などに咲くワイルドフラワーで、可憐な雰囲気とは裏腹に丈夫で育てやすいのも魅力です。
草丈が高いので、花壇の後方や側面に種をまくのがおすすめ。洋風の庭やナチュラルガーデン、コテージガーデンなど、さまざまなテイストの庭に自然とマッチする植物です。
種まき後は覆土しなくてもよいですが、ごく薄く土をかけておくと乾燥が防げます。アグロステンマの種は発芽率が高いため、初心者さんにも育てやすい植物です。
※参考価格:150円~350円前後(種1袋)
3.3 ワスレナグサ
愛らしい小花が無数に咲く「ワスレナグサ」8/9
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野趣あふれる愛らしい小花が無数に咲くワスレナグサ。淡いブルーやピンク、白の花色がナチュラルガーデンによく合います。
草丈は低めで、花壇の前方や縁取りにもおすすめ。切り花として部屋に飾ると、かわいらしいインテリアとしても楽しめます。
ワスレナグサの種は半日ほど水につけてからまき、覆土しておくと発芽しやすくなります。やや乾燥に弱いため、水切れに注意して育てましょう。
※参考価格:150円~350円前後(種1袋)
4. 秋の種まきで花いっぱい!お金も手間もかけない庭づくり、始めてみませんか?
秋に種まきできる、直まきOKの春の花を7つご紹介しました。育ててみたい植物はありましたか?
種まき後、本葉が出るころまでは土を乾燥させないように、優しく水やりをしてください。本葉が出てからは葉がふれあわない程度に間引きながら育てると、見栄えがよくなります。
種をばらまくメリットは、作業が楽なことに加え、自然な雰囲気で育つこと。いくつかの花の種を混ぜてまくと、自然の花畑のような風景を演出することもできますよ。手軽にナチュラルガーデンをつくりたい方にもおすすめです。
今回ご紹介した植物はすべてプランターでも育てられるため、ベランダや小さな庭でも試してみてください。環境が合えば、こぼれ種で毎年発芽してくれるかもしれませんよ。
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鈴森 真樹