4. まとめにかえて

国民年金は納付月数480月で満額、厚生年金は加入期間と報酬額で受給額が決まります。年金生活では収入が大幅に減少するため、固定費の見直しが重要です。

格安SIMへの変更で通信費を月5000円以上削減、子どもの独立後は生命保険の死亡保障を減額するなど、継続的な効果が期待できます。

また資産運用では、短期の生活費は預金で確保し、中長期分は債券や株式で運用する「バケツ戦略」が有効です。

インフレによる資産価値の目減りを防ぎながら、心理的ストレスを軽減し、安心な老後生活を実現しましょう。

参考資料

柴田 充輝