2. 【不足額給付】「自動的に振り込まれる人」と「申請が必要な人」の違いとは?

すでに多くの自治体で給付金の支給が行われていますが、人によっては申請しないと受け取れない場合があります。

横浜市を例に申請の要否を見てみましょう。

2.1 自動的に振り込まれる人

「支給のお知らせ」が届いた人は、原則として手続きは必要ありません。

ただし、振込口座の変更を希望する場合は、オンラインでの手続きが必要です。

2.2 申請が必要な人

以下のケースでは申請が必要です。

  • 確認書が届いた人
  • 制度案内はがきが届いた人
  • 7月中に何も届かなかった人

中には、制度の対象となるにもかかわらず、書類が届かないケースもあります。

例えば、横浜市に転入したばかりの人や、対象要件の確認ができない人、扶養人数の変更等により直近で税額変更があった人などが挙げられます。

こういった人は自らオンライン申請用の発番依頼を行う必要があるため注意しましょう。

なお、申請期限は令和7年10月31日となっているので、早めの確認・申請が必要です。

3. 定額減税補足給付金(不足額給付)の手続き漏れに注意しましょう

定額減税補足給付金(不足額給付)は、定額減税の仕組みでは恩恵を受けきれなかった世帯を支援するために設けられた制度です。

対象となる人は「自動で振り込まれるケース」と「申請が必要なケース」に分かれており、特に転入者や直近で扶養人数の変更があった人などは手続き漏れに注意が必要です。

申請期限は自治体ごとに設定されていますが、2025年10月末までとするケースが多いようです。

自治体の公式サイトや届いた通知書を確認し、必要な手続きがあれば早めに済ませましょう。

参考資料

加藤 聖人