ナチュラルガーデンに憧れながらも「庭が狭くて日当たりが悪い」「お手入れに時間がかけられない」という方も多いはず。

そんなお悩みを解決してくれるのが、日陰に強い&手間いらず&小さめサイズでナチュラルな雰囲気のある多年草です。さらに植えっぱなしOKの植物を選べば、植え替える手間が少ないため苗の購入コストが抑えられるのも嬉しいポイント。

そこで今回は、日当たりが悪く狭い庭でもナチュラルガーデンが実現できる、植えっぱなしOKの多年草3種を参考価格とともにご紹介。ローメンテでおしゃれなナチュラルシェードガーデンを目指しましょう!

1. この記事で紹介する「日陰の狭い庭でも植えっぱなしOKのナチュラルな多年草」3選

写真のギボウシやヒューケラなど、日陰に強くてコンパクトな多年草をご紹介します1/6

木製フェンスの前に植えられた、ギボウシ、ヒューケラなどの日陰の植物

SF photo/shutterstock.com

  • クリスマスローズ
  • ヒューケラ(ツボサンゴ)
  • ギボウシ(ホスタ)

どの植物も、日陰の庭をオシャレに演出してくれる「植えっぱなしOK」の多年草です。次章からは、各植物の魅力をたっぷりお届けします!

2. 日陰の狭い庭でもナチュラルガーデン!植えっぱなしOKのコンパクトな多年草3選

2.1 クリスマスローズ[常緑]

上品な花姿で冬の日陰を彩る「クリスマスローズ」2/6

ワインレッドの花を下向きに咲かせているクリスマスローズ

Alex Manders/shutterstock.com

花が少なくなる冬〜早春の庭を、うつむき加減の上品な花で彩ってくれるクリスマスローズ。深紅や黒紫、薄緑など落ち着きのある色合いの花が多く、日陰のナチュラルガーデンを大人シックに演出してくれます。

同じ花が咲く苗を量産するのが難しい性質のため、花の色や形が無数にあり、苗との一期一会の出会いが楽しめるのもクリスマスローズの魅力のひとつ。

多湿が苦手なので風通しのよい場所で乾燥気味に育てましょう。開花前と開花後の年2回、根元に緩効性化成肥料を適量まき、開花中はときどき花がら摘みをしてあげると花付きがよくなりますよ。

※参考価格:400円~2000円前後(3号ポット苗)

2.2 ヒューケラ(ツボサンゴ)[常緑]

色鮮やかな葉で日陰の庭を彩る「ヒューケラ」3/6

赤とオレンジ、黄緑色の葉の上に小さな花を咲かせているヒューケラ

Buquet Christophe/shutterstock.com

ヒューケラは暑さにも寒さにも強く、年間を通してキレイな葉色が楽しめます。初夏には花茎をスッと伸ばし、ベル型の小花を咲かせてくれるのも魅力の一つ。暗くなりがちな日陰の空間にカラフルな彩りを添えてくれる多年草です。

葉のカラーや形のバリエーションが豊富に揃っているので、庭の雰囲気にあう種類がセレクトできるのも嬉しいポイント。色違いを数株植えてヒューケラだけのスペースをつくるのも素敵です。

春と秋に固形肥料を与えると、より元気に育ち色づきもキレイになりますよ。高温多湿が苦手なので、梅雨前になったら葉を間引いて株内の風通しをよくしましょう。

※参考価格:400円~900円前後(3号ポット苗)

2.3 ギボウシ(ホスタ)[落葉]

ナチュラルなのに存在感バッチリ「ギボウシ」4/6

黄緑色や白みがかった緑色、斑入りの葉など、バリエーション豊富なギボウシが植えられている

meunierd/shutterstock.com

ギボウシ(ホスタ)は、葉の色や模様、大きさのバリエーションが豊富なカラーリーフ。素朴な姿をしながらも存在感があり、葉色が違うギボウシをいくつか組み合わせて植えるだけでもおしゃれなシェードガーデンになります。

夏には白や薄紫色の涼しげな花の姿が楽しめるのも魅力。複数の品種がありますが、狭いスペースに植えるときは葉が小さめのコンパクトな品種を植えるのがおすすめです。

基本的に丈夫で成長がゆっくりなので、狭い庭でもローメンテ。春の新芽が出る頃と開花後の年2回、固形肥料を与えるとより元気に育ちます。

※参考価格:600円~1500円前後(4号ポット苗)

3. まとめにかえて

狭い庭でも日陰でも、耐陰性が強くてコンパクトな植物を選べばナチュラルガーデンは実現可能。特に植えっぱなしOKの多年草は、季節ごとの植え替えがいらないので忙しい方やズボラさんでも扱いやすいおすすめの植物です。

ぜひ本記事を参考に、楽しみながら日陰に小さなナチュラルガーデンをつくってみてくださいね!

4. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い5/6

日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いとは?

出所:LIMO編集部作成

さいごに、日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いも整理しておきましょう。

  • 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
  • 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
  • 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
  • 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。

5. こちらの記事もおすすめ!日陰の狭い庭に植えられる、ローメンテな目隠し常緑樹

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こちらの記事では、リビングや水回りの窓近くに植えてさりげなく視界を遮れる目隠し常緑樹をご紹介しています。日陰や病虫害に強く、成長がゆっくりなので、狭い場所でもほぼ手入れ不要です。

初心者さんやお忙しい方でも管理しやすい庭木を厳選していますので、こちらも合わせて、ローメンテな日陰の庭づくりの参考にしてくださいね。

鈴森 真樹