3. まとめにかえて

今回は、65歳から74歳の方が利用できる、後期高齢者医療制度への「障害認定による任意加入」について解説しました。この制度の一番の魅力は、国民健康保険と比較して保険料が安くなる可能性がある点に尽きます。

特に所得が一定以下の世帯では、国民健康保険よりも手厚い軽減措置が用意されているため、家計の負担を大きく軽減できるかもしれません。ただし、「誰にとっても必ず安くなる」わけではない、という点には注意が必要です。

保険料の計算は、住んでいる市区町村やご自身の所得、家族構成によって細かく変わってきます。だからこそ、「自分の場合はいくらになるんだろう?」と気になる場合は、お住まいの自治体で相談してみてはいかがでしょうか。

参考資料

村岸 理美