3. まとめにかえて
今回は、65歳から74歳の方が利用できる、後期高齢者医療制度への「障害認定による任意加入」について解説しました。この制度の一番の魅力は、国民健康保険と比較して保険料が安くなる可能性がある点に尽きます。
特に所得が一定以下の世帯では、国民健康保険よりも手厚い軽減措置が用意されているため、家計の負担を大きく軽減できるかもしれません。ただし、「誰にとっても必ず安くなる」わけではない、という点には注意が必要です。
保険料の計算は、住んでいる市区町村やご自身の所得、家族構成によって細かく変わってきます。だからこそ、「自分の場合はいくらになるんだろう?」と気になる場合は、お住まいの自治体で相談してみてはいかがでしょうか。
参考資料
村岸 理美
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)