優雅な花姿と豊かな芳香が魅力のバラ。しかし、「手入れが難しそう」「すぐに枯れてしまうのでは」と栽培をためらっている方も多いのではないでしょうか。

そんな不安を解消してくれるのが、強健で育てやすいバラたち。今回はバラ栽培30年以上の筆者が、初めてのバラ栽培におすすめの品種を、参考価格とともに紹介します。

記事最後には、初めてのバラ栽培5つのコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

1. この記事で紹介する「初めてのバラ栽培におすすめの品種や育て方」にまつわるあれこれ

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ワインレッドの花を咲かせている、バーガンディ・アイスバーグ

marinatakano/shutterstock.com

  • 初めてのバラ栽培におすすめ!丈夫で育てやすい品種5選
  • 初めてのバラ栽培《苗の選び方&育て方》5つのコツ

2. 初めてのバラ栽培におすすめ!丈夫で育てやすい品種5選

2.1 シェエラザード

個性的な花型と艶やかな花色が魅力の「シェエラザード」2/8

鮮やかなピンクの花を咲かせている、シェエラザード

筆者撮影

紫がかった濃いピンクの花色と、尖った花弁の先端が波打つ個性的な花形が魅力のシェエラザード。日本の高温多湿な環境下でも育てやすく、樹形もコンパクトにまとまります。

※参考価格:3000円~4000円前後(大苗)

2.2 シャーウッド

コンパクトに育つ大人っぽい雰囲気のバラ「シャーウッド」3/8

淡いピンクの花を咲かせている、シャーウッド

筆者撮影

シャーウッドはベージュと淡い紫が溶け込んだようなニュアンスカラーが特徴。上品で大人っぽい雰囲気があり、花持ちがよいので切り花にも最適です。コンパクトな樹形で狭い場所でも育てられます。

※参考価格:4000円~5000円前後(大苗)

2.3 アイス・フォーゲル

アプリコットピンクの優雅なつるバラ「アイス・フォーゲル」4/8

ピンクの花を咲かせている、アイス・フォーゲル

筆者撮影

アプリコットピンクの花弁が優雅に重なり合うアイス・フォーゲル。豪華な大輪のつるバラですが、枝がしなやかでトゲが少なめなので、比較的誘引も簡単です。

※参考価格:4000円~5000円前後(大苗)

2.4 ストロベリーアイス

愛らしい花色が魅力の「ストロベリーアイス」5/8

白地に濃いピンク色の縁取りが入った花びらが美しい、ストロベリーアイス

筆者撮影

ストロベリーアイスは白地に濃いピンク色の縁取りが愛らしいバラ。丈夫で耐病性が高く、四季咲き性で花付きがよく、花持ちも優れているため、長期間花を楽しめます。

※参考価格:3000円~4000円前後(大苗)

2.5 バーガンディ・アイスバーグ

シックで上品な花色のバラ「バーガンディ・アイスバーグ」6/8

深い赤紫色の花を咲かせている、バーガンディ・アイスバーグ

筆者撮影

深い赤紫色の花がシックな印象のバーガンディ・アイスバーグ。強健な性質と抜群の四季咲き性が魅力で、樹勢が強くトゲも少ないため、初心者にも扱いやすいバラです。

※参考価格:3000円~4000円前後(大苗)

3. 初めてのバラ栽培《苗の選び方&育て方》5つのコツ

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バラの根元に肥料を撒く様子

Ludmila Kapustkina/shutterstock.com

3.1 品種選びと苗の種類

バラ栽培で最初の一歩となる品種選びが成功の鍵を握ります。初心者は、何よりもまず耐病性が高く丈夫な品種を選ぶことがポイント。無農薬での栽培が可能になり、手入れの負担が軽減できます。

また、購入する苗の種類も重要です。その年に接ぎ木された新苗は安価ですが、株が未成熟。前年にしっかり育てられた大苗は、根が充実していて丈夫なため、初心者でも安心して育てられます。

3.2 適切な水やり

地植えのバラは基本的に雨水で十分ですが、鉢植えは水切れを起こしやすいため、夏はとくに水やりが必要。土の表面が乾いていたら、鉢底から水が流れ出てくるまで、たっぷりと与えます。

水の与え過ぎや気温が高い時間帯の水やりは、根を傷める原因になるので避けましょう。

3.3 肥料や活力剤

バラは美しい花を咲かせるために、豊富な栄養を必要とします。初心者にはバラ専用の肥料がおすすめ。植込みの際に元肥として土に混ぜ込み、バラの活動期である春と秋に追肥します。

休眠期の冬は翌年の芽吹きを促進するため、寒肥を与えましょう。ただし、パッケージの規定量を必ず守り、肥料を与えすぎないように。暑さや病気で株が弱ってきたと感じたときは、活力剤を使うのも効果的です。

3.4 病虫害対策

バラがかかりやすい病気は、葉に黒い斑点が出る「黒星病」と、白い粉をまぶしたようになる「うどんこ病」です。これらは風通しと品種選びで、そのリスクは大きく下げられます。

もし病気や害虫が発生したら、すぐに感染した葉を取り除いて蔓延を防ぎましょう。予防として、多湿な梅雨時など、病気が発生しやすい時期に、バラ用の殺菌剤を定期的に散布するのもおすすめです。

3.5 夏と冬の剪定

夏と冬に剪定をしますが、とくに重要なのが、葉が落ちた冬の休眠期におこなう「冬剪定」。全体の樹形を決め、太い枝だけを残して、春に力強い新芽を出す準備をします。

慣れないうちは難しく考えず、枯れた枝や細すぎる枝を、根元から整理することから始めましょう。夏は伸びすぎた枝を軽く切り戻して樹形を整えます。

4. 育てやすいバラから始める豊かなバラ生活

バラ栽培を始めるなら、丈夫で扱いやすい品種を選ぶことが成功への近道。病気に強いだけでなく、個性的な花形や複雑な色彩、そして濃厚な香りを兼ね備えたバラも数多くあります。

お手入れのしやすさと花の美しさを両立した、初めてのバラ栽培にぴったりの品種を選んで、豪華な花が咲き誇る豊かなバラ生活を満喫してみませんか。

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