球根植物と一年草を組み合わせた寄せ植えは、秋から春まで、季節の移ろいを長く楽しめるのが魅力。一年草で秋から冬の彩りを楽しみ、冬の寒さを乗り越えた球根植物が、春には鮮やかな花を咲かせます。
秋から春にかけての季節の移り変わりを、1つの鉢で表現してみましょう。今回は球根植物と一年草でつくる寄せ植え3例を、参考価格とともに紹介します。
記事最後には球根植物と一年草で寄せ植えをつくる3つのコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. この記事で紹介する「球根植物×一年草でつくるセンスのいい寄せ植え」にまつわるあれこれ
球根植物×一年草の寄せ植え組み合わせ例と作り方のコツをお伝えします1/12
Natalia Greeske/shutterstock.com
- 秋冬~春への変化を楽しむ「球根植物×一年草」センスのいい寄せ植え3例
- 球根植物と一年草で寄せ植えをつくる3つのコツ
※この記事でご紹介する一年草の中には「本来は多年草だけれど、日本の気候では一年草扱い」の植物も含まれています。
2. 秋冬~春への変化を楽しむ「球根植物×一年草」センスのいい寄せ植え3例
2.1 【エレガントな寄せ植え】チューリップ×プリムラ・ジュリアン×デージー
春花壇の定番!品種豊富な「チューリップ」2/12
Moolkum/shutterstock.com
草丈の低いカラフルな花「プリムラ・ジュリアン」3/12
Mikhail Sedov/shutterstock.com
ポンポンのような愛らしい花「デージー」4/12
Angelli.Foto/shutterstock.com
春を告げる花として、世界中で愛されるチューリップ。カラーバリエーションが豊富で、花形も一重咲きや八重咲き、ユリ咲きなど品種によって異なる表情を楽しめます。
プリムラ・ジュリアンは寒い時期から春にかけて、カラフルな花が株いっぱいに開花。花茎が短く、寄せ植えでは足元を彩る名脇役です。
ポンポンのように愛らしい花姿と、白・ピンク・赤など明るい花色が魅力のデージー。冬から春にかけて次々と花を咲かせ、乾燥にも強く、長く鑑賞できます。
※参考価格
- チューリップ:50円~200円前後(球根1球)
- プリムラ・ジュリアン:100円~700円前後(3号ポット苗)
- デージー:100円~300円前後(3号ポット苗)
2.2 【ナチュラルな寄せ植え】スイセン×スイートアリッサム×ビオラ
甘い香りの凛とした花「スイセン」5/12
Alex Manders/shutterstock.com
雪のような小花が株いっぱいに咲く「スイートアリッサム」6/12
Unkas Photo/shutterstock.com
小さな花がナチュラルな「ビオラ」7/12
basriaja/shutterstock.com
スイセンは白や黄色の爽やかな花色と甘い香りが魅力で、可憐な小輪タイプから豪華な大輪タイプまで多種多様。控えめながらも凛とした姿は、寄せ植えに気品を与えます。
雪のような小さな花が、株いっぱいに咲くスイートアリッサム。他の植物の足元を埋めたり、鉢の縁から枝垂れたりして、寄せ植えをナチュラルな雰囲気にしてくれます。
ビオラは花色や模様が豊富で、小さな花がナチュラルな印象。寄せ植えに欠かせない存在で、秋から春まで長い期間咲き続けます。
※参考価格
- スイセン:100円~400円前後(球根1球)
- スイートアリッサム:100円~700円前後(3号ポット苗)
- ビオラ:100円~600円前後(3号ポット苗)
2.3 【清涼感のある寄せ植え】ヒヤシンス×ムスカリ×ノースポール
よい香りの、存在感がある花「ヒヤシンス」8/12
Tibesty/shutterstock.com
小さいブドウのような花が特徴の「ムスカリ」9/12
Flower_Garden/shutterstock.com
こんもりまとまる可憐な花「ノースポール」10/12
kazzpix/shutterstock.com
芳醇な香りと、花茎にびっしりと咲く星形の花が魅力のヒヤシンス。白やピンク・紫・青など涼やかな花色が豊富で、1株だけでも存在感があります。
ムスカリは小さなブドウの房のような花穂が特徴。丈夫で育てやすく、爽やかなブルーや白の花が、寄せ植えのアクセントとして活躍します。
白い小菊のような花が可憐なノースポール。草丈がこんもりと低くまとまるため、寄せ植えの縁取りや、ほかの植物の足元を埋めるのに適しています。
※参考価格
- ヒヤシンス:200円~400円前後(球根1球)
- ムスカリ:50円~150円前後(球根1球)
- ノースポール:100円~300円前後(3号ポット苗)
3. 球根植物と一年草で寄せ植えをつくる3つのコツ
球根植物と一年草で寄せ植えをつくるコツをお伝えします11/12
iMarzi/shutterstock.com
3.1 色合いや草丈のバランスを意識する
美しい寄せ植えをつくるには、全体のバランスがポイント。メインとなる色を決め、主役を引き立てる色や、白やグリーンなど、全体をまとめる色を組み合わせましょう。
背の高い植物を奥に、低い植物を手前に植えるなど、草丈が異なる植物を組み合わせることで、奥行きと立体感が生まれます。
3.2 植える深さと位置を工夫する
同じ種類の球根でも、深いところに植えたものは開花が遅くなり、浅いところに植えたものは開花が早くなります。これを利用して、同じ品種でも植える深さを変えて、開花期間を長く楽しみましょう。
一年草は球根と球根の間に植え付けて、球根が芽を出すスペースを確保することも大切です。
3.3 植え付け時の肥料と水やりを適切に
植え付け時に元肥として緩効性肥料を施しましょう。これにより、植物がゆっくりと栄養を吸収でき、元気に生育することができます。
球根は過湿を嫌うため、水のやりすぎには注意が必要です。冬は気温が低いため水やりの回数を減らし、鉢の中が凍らないように、天気のよい午前中に水を与えましょう。
4. 秋から春へ、季節をつなぐ寄せ植え
秋の庭に穏やかな彩りを添える一年草と、春の訪れとともに芽を出し、見事な花を咲かせる球根植物。秋から春までの長い期間、1つの鉢で異なる表情を楽しめるのが寄せ植えの魅力です。
季節の移ろいを身近に感じられる寄せ植えは、日々の暮らしに小さな幸せを添えてくれます。それぞれの植物が持つ個性を引き出し、季節をつなぐ寄せ植えをつくってみませんか。
5. こちらの記事もおすすめ!1苗で植木鉢いっぱいに咲く「秋の花」で節約ガーデニング
【節約ガーデニング】今が植えどき!1苗で植木鉢いっぱいに咲く「秋の花」7選で玄関が映える
こちらの記事では、1苗でも植木鉢いっぱいに大きく育ち、たくさんの花を咲かせてくれる秋の花をご紹介しています。
お金や時間をあまりかけられないけれど、玄関先を華やかにしたいという方におすすめです。