あなたは毎月いくらお金を貯められていますか? 毎月コンスタントに目標金額を貯められていればいいのですが、そうではない人も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、毎月10万円以上お金を貯めている人がやっていること、やらないことをご紹介します。

こまめに固定費を見直す

毎月10万円以上貯めている人に話を聞いたとき、最も回答が多かったのがこの「固定費の見直し」です。たとえば、代表的なのがスマホ代の見直し。最近は格安スマホも登場し、大手キャリアの料金プランにもバリエーションが増えています。

筆者が話を聞いた人たちの9割が格安スマホや大手キャリア以外のスマホを使っていました。大手キャリアを使っているという人に話を聞くと毎月8000円以上、特に1万円以上のスマホ利用料金を支払っているという回答が多かったのですが、大手キャリア以外であればほとんどの人が5000円で収まっています。

格安スマホでも、普通に使う分には不便を感じないと言いますし、「大手キャリアでも電波障害が起きることがあるし、格安スマホで多少電波がつながらないところが多くても、料金が安いのでそういうものだと割り切れる」という声もありました。彼らのようにお金を貯められる人は「ちょっとした我慢」や「割り切り」が上手です。

また、ガス代や電気代の見直しをしている人もいました。テレビCMでよくやっていると思いますが、電気とガスの料金をまとめたセットがありますよね。ああいった「おトク」と宣伝されているものや「節約できる」と言われているものは片っ端から試すという人が多かったのも興味深い点でした。さらに、大家さんと家賃交渉をしたという人も。こうした積み重ねで上手に節約ができ、しっかるお金を貯めることができるようです。

ふるさと納税は必ず行う

お金が貯まる人は節税にも手を抜きません。その代表例が「ふるさと納税」です。年末になる前に彼らのほとんどが「ふるさと納税」を済ませていました。みんなでのランチ中も「あそこの自治体の返礼品はいい」とか「返礼率にするとかなりおトク」と言ったやりとりが多かったですね。

こうして「節約」のアンテナを高く持ち、常に「無駄を省くことはできないか」「節約することはできないか」「出費を減らすことはできないか」と考えている人がやはり上手なお金の使い方を会得できるようです。彼らは様々なアイデアを思いつきますし、色々な人と情報交換もしています。そうした意識の部分から変えていくのがいいかもしれません。

出費に見合わない行動はとらない