5. まとめにかえて
今回は厚生労働省の資料をもとに、70歳代のおひとりさまのお金事情について深堀しました。今は、一昔前と比べて結婚せずにおひとりさま生活を謳歌される方も増えています。
また、結婚をしてもパートナーと離れる決断をしておひとりさまになられる方も少なくありません。
多様な生き方が受け入れられている現代ですが、おひとりさま生活は一人で自由に生きられる反面、すべてのことに対して自分で責任をもって対応をする必要があります。
例えば、老後の生活や介護が必要になった時を考えると不安を感じるというおひとり様は多いです。仮に、介護が必要になったら第三者のサポートを頼らざるを得ません。
家族がいれば配偶者や子どもに手伝いを要請することもできるかもしれませんが、ひとりの場合はそうもいかないでしょう。また、第三者のサポートを受けるにはそれ相応の費用もかかるため、ある程度まとまったお金を準備しておく必要があります。
ひとりで生活をするのは気楽な面もありますが、「万一の時に頼れるのは自分だけ」という意識を強く持って、何かあってもひとりでも対応できる状態を整えておくと安心です。
 
         
        