高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。

そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そして労働者福祉中央協議会(中央労福協)が2024年10月に公表した、教育費に関する調査結果をご紹介します。

まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から「2025年10月締め切り」の給付型奨学金2事業をご紹介していきます。

※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが5日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

1. 【返済不要の奨学金・10月締め切り】公益財団法人辻静雄食文化財団 「次世代リーダーシェフ育成奨学金(2025年度) 」

奨学金

west/istockphoto.com

公益財団法人辻静雄食文化財団は、料理と食を文化として捉え、その価値を高めることに生涯をかけた辻静雄の遺志を受け継ぎ、食文化の発展に寄与し、飲食業界の次代を担う人材を育成することを目的に設立されました。

1.1 【返済不要の奨学金・10月締め切り】公益財団法人辻静雄食文化財団 「次世代リーダーシェフ育成奨学金(2025年度) 」

【対象の課程】大学,専修学校,短期大学

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】給付型

【申込み期間】2025(令和7)年10月14日(火)消印有効

【支給人数】30名以内

【支給金額/人】1人につき25万円

【支給期間】1回限り

【成績制限】あり

【所得制限】なし(他奨学金との併給可)

【修学支援制度との併用】

【他の給付型との併用】可能(他奨学金との併給可)

【専攻分野】調理・製菓

【専攻分野の詳細】

【資格・条件】
学校教育法に規定する高等学校(中等教育学校・後期課程を含む。)の 2 年次(4 年制の課程においては 3 年次。以下同じ。)に在学する生徒であって、次の要件をすべて充たし、在学校の学校長が推薦する生徒。

(1) 調理や製菓の職業で将来活躍することを目指し、高等学校卒業後の進路として調理系または製菓系分野への進学を志望している者。

(2) 1 年次 1 学期(又は前期)から 2 年次 1 学期(又は前期)までの成績の平均値(評定平均値)が、4.0以上の者。(これに準ずる成績と認められる場合を含む。)
*評定平均値は小数点第二位以下を切り捨てた値が 4.0 以上であること。
*これに準ずる成績とは、成績評価が 5 段階以外の評価を採用している場合に、5 段階評価に換算した評定平均値が 4.0 以上となる成績を指します。
*2 年次の成績に関しては、1 学期(又は前期)終了時点の暫定的なもので可。素点ではなく仮評定(5 段階もしくは 10 段階)を記載してください。

(3) 1 年次 1 学期(又は前期)から 2 年次 1 学期(又は前期)終了時までの欠席日数(出席しなければならない日数における欠席日数)が、原則として 2 日以下であること。
*通信制課程に在籍の方はご応募いただくことができません。

(4) 在学中にクラブ活動、生徒会活動、ボランティア活動等に積極的に参加している(又は参加していた)生徒であること。

【募集団体】公益財団法人辻静雄食文化財団

【奨学金概要】公益財団法人 辻静雄食文化財団 次世代リーダーシェフ育成奨学金 第 11回(2025 年度)募集要項