上記の調査結果にもあるように、年収1000万円を超える人はかなり少数派です。それだけの収入があるならば、裕福な暮らしができて、マイホームもそれなりの物件を購入できるのではないか?と想像してしまいますよね。では、年収1000万円の人はどんな物件に住めるのでしょうか?

中古マンション売買の情報サイトを運営するマンションジャーナルの記事によると、大まかな物件価格の目安は「年収の5倍まで」とされているので、単純計算では年収1000万円の人は5000万円程度の物件ということになります。具体的に、首都圏で年収1000万円以上のファミリーに人気があるのは、マンションジャーナルによると次のようなエリアとなっています。

豊洲エリア(東京都江東区):大規模再開発で生まれ変わった豊洲エリアは、大型商業施設・ららぽーとや複数のスーパーがありショッピングに便利で、保育園が各タワーマンション内に点在するなど子育てに適した環境であることが特徴です。

武蔵小杉エリア(神奈川県川崎市):武蔵小杉も再開発で注目度が高まったエリアで、東急スクエア、グランツリーなど商業施設が充実しているのが特徴。ベビーカーが押しやすいようなバリアフリー設計や、遊具の置かれた公園など、やはり子育てファミリーに人気の出る要素が揃っています。

一方、独身や共働きDINKSの場合には、東京駅や羽田空港へのアクセスが良く、東海道新幹線の停車駅でもある品川や、おしゃれで洗練されたイメージの恵比寿などのエリアに人気があるようです。

LIMO編集部