7. 10月送付の「年金振込通知書」を確認しよう

10月に年金手取り額が変わる場合、基本的に年金振込通知書が送付されます。

「年金額改定通知書」と「年金振込通知書」(年金受給者用:はがきサイズ)

「年金額改定通知書」と「年金振込通知書」(年金受給者用:はがきサイズ)

出所:日本年金機構「年金額改定通知書」と「年金振込通知書」(年金受給者用:はがきサイズ)

 

年金振込通知書で実際の税金や社会保険料の金額や、振込額が確認できますので、自宅に届いたら確認しましょう。

また、ねんきんネットであればパソコンやスマートフォンで、基本的に24時間365日確認することができます。まだ利用したことがない方は、これを機会にログインして活用してみるのも良いでしょう。

8. まとめにかえて

シニア世代の年金受給額について一覧表で詳しく確認しましたがs、国民年金・厚生年金ともに年金だけでの生活はなかなか厳しいと感じるのではないでしょうか。

現役世代の方の場合、早くから自分自身で老後の資産形成を考えることが大切です。

まずは預貯金を毎月一定額貯める習慣を付けましょう。

その上である程度の貯金ができたら、昨今では新NISAやiDeCoのような国が用意している税制優遇制度がありますから、情報収集をして検討してみるのも一つでしょう。

ただ、資産運用にはリスクが伴うものもありますので、まずは自分自身で詳しく調べてみましょう。

また、自身のリスク許容度についてもじっくりと考え、自身が許容できるリスクの範囲で考えてみてくださいね。

※この記事は2025年6月2日に公開された記事の再編集記事です。

参考資料

筒井 亮鳳