本当は苦しむ子どもの側で「大丈夫だからね、ママがついてるからね」と励ましてあげたいのに、自分もツラくてそれどころじゃない! そんなとき、夫のこんな態度にイライラしたことはないでしょうか。ママたちのエピソードをご紹介します。
「私がインフルエンザになったときも、主人は子どものご飯も飲み物も何ひとつ準備してくれませんでした。全身激痛でほぼ動けない状態のなか、泣きながら子どもの世話をすることに。私が40度近い熱が出たときも、主人はテレビを見ながらソファでそのまま寝て、夜間の子どもの世話はすべて私。本当に離婚を考えた瞬間でした」
「私と子どもが高熱で苦しんでいる間、看病してくれなかったどころか夫が食べたお皿やコップもそのまま放置されていました。怒りしかない」
パパたちは体調を崩したら1日しっかり寝られるでしょうが、私たち母親は不調のときも育児だけは放棄できません。経験したことがある方なら、体調不良で子どもの世話をする壮絶なツラさや非協力的な夫へのイライラ、共感できるのではないでしょうか。
パパたちにもきっと「俺だって仕事が忙しいし」とか「何をしてほしいのか言ってくれないとわからない」といった主張があるでしょう。しかし、少しぐらい自分で考えて、思いやりのある行動してほしいものですよね。
夫の意識を変えるには伝え続ける根気が必要
子どもがピンチのときこそ、夫にも父親らしく踏ん張ってほしいもの。そこを放棄して子どもが元気なときにかわいがるだけなんて、「あなたはパパじゃなくて、じーじですか?」と言いたくもなりますよね。どうすれば夫たちが育児を自分事として考えてくれるのか…永遠のテーマです。夫がようやくわかってくれるのは、子どもがすっかり手を離れた頃かも!?
桜井 まどか