4. 【詐欺に注意】給付金に便乗する悪質な手口と正しい相談先
厚生労働省は、年金生活者支援給付金をかたる詐欺について注意喚起をしています。
詐欺が巧妙化しており、油断すると詐欺の被害にあってしまう可能性があるため、注意が必要です。
日本年金機構や厚生労働省から、電話で家族構成や金融機関の口座番号・暗証番号を聞くことはありません。
不審な電話を受けたときは相手にせず、日本年金機構や警察相談専用電話に連絡しましょう。
5. 年金生活者支援給付金を活用して安心の老後を手に入れよう
年金生活者支援給付金を受給するためには、要件に該当したうえで、申請手続きを年金事務所に対して行う必要があります。2年目以降は、要件を満たしていれば自動的に継続されます。
詐欺対策として、日本年金機構が電話で口座番号や暗証番号を聞くことは絶対にないと覚えておいてください。
不審な電話があれば相手にせず、年金事務所や警察に相談しましょう。
参考資料
柴田 充輝
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)
厚生労働省や保険業界・不動産業界での勤務を通じて、社会保険や保険、不動産投資の実務を担当。FP1級と社会保険労務士資格を活かして、多くの家庭の家計見直しや資産運用に関するアドバイスを行っている。金融メディアを中心に、これまで1000記事以上の執筆実績あり。保有資格は1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引主任士など。
監修者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。