6. 公的年金や給付金で不安なら「第3の年金」活用を考えよう

ここまで紹介した公的年金や給付金を最大限受け取っても、老後のゆとりがないという方は少なくありません。将来が不安な方は、企業年金や個人年金といった第3の年金を活用するのも一つの方法です。

3階部分:企業年金・個人年金

3階部分:企業年金・個人年金

出所:筆者作成

企業年金は、勤務先企業の福利厚生の一環として制度が用意されているケースがしばしばあります。個人年金は、自らの判断で金融機関や保険会社などと契約して加入するものです。

たとえば「iDeCo」は、自分で拠出額と運用先を決められる個人型の確定拠出年金のひとつです。

これらの年金制度を活用すると、公的年金や給付金に上乗せする形で年金を受け取れます。ゆとりのある老後生活を送るうえで、有効な対策のひとつとなるでしょう。

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参考資料

中本 智恵