3. 1苗でも華やかな鉢植えをつくる4つのコツ

1苗でも華やかな鉢植えをつくるコツをお伝えします

オレンジの花を咲かせている、ポットマム

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3.1 品種選び

苗を選ぶ際は、株張りが大きい品種や、枝が横に広がる性質の植物を選ぶと、1株でも鉢いっぱいに広がります。また、こんもりと育ち、花をたくさんつける生育旺盛な品種は、豪華な印象になるのでおすすめです。

3.2 鉢のサイズ

鉢は苗の大きさに応じた、少し余裕のあるサイズを選びましょう。ただし、あまりにも大きすぎるとかえって苗が貧弱に見え、土が過湿になって根腐れを起こすこともあります。

3.3 適切な肥料

肥料は植物の生育を促進するために欠かせないものです。液体肥料は即効性があり、定期的に与えることで株がしっかりと育ち、たくさんの花を咲かせます。肥料の与えすぎは根を傷める原因になるため、適量を守りましょう。

3.4 摘芯

摘芯とは、茎の先端を摘み取る作業のこと。摘芯をすることで、脇芽が増え、株全体がこんもりと茂ります。種づくりで体力を消耗させないように、咲き終わった花ガラもこまめに摘み取りましょう。

4. 1苗でも映える花で、お金をかけずに華やかな鉢植えを

家の顔でもある玄関先は、つねに美しく飾りたいものです。ただ、たくさんの花を並べるのはコストがかかり、ガーデニングだけにお金をかけるわけにもいきません。

生育旺盛で見映えする植物は、たった1鉢だけでも人目をひく鉢植えになり、手軽にガーデニングを楽しめます。この秋はローコストな鉢植えで、玄関先を華やかに演出してみませんか。