先に見た2565万円の主な内訳を見ていきましょう。
- 預貯金:1555万円
- 生命保険:350万円
- 株式:258万円
- 投資信託:138万円
お金持ちの資産の特徴とは
ここまで見てきたように、世代別に資産内容を見ていくと、ざっくりいうと金融資産の半分程度は預貯金であり、次いで多いのが生命保険という特徴が見えてきます。また、年齢が70歳以上となると預貯金の比率も高まります。
「預貯金から投資へ」という掛け声は以前からありますが、資産運用の安定性を考えれば預貯金、そしてもしもの時に備えるという意味では生命保険という順番なのでしょうか。納得感もありますが、今後の家計のポートフォリオの動向からも目が離せません。
【参考資料・データ等】
知るぽると「家計の金融行動に関する世論調査」[二人以上世帯調査](2018年)
青山 諭志