9月23日は「不動産の日」です。この記念日は、1984年に「全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)」が定め、「ふ(2)」「どう(10)」「さん(3)」の語呂合わせが由来。さらに、秋は不動産の取引量が多くなるシーズンなので、9月23日を「不動産の日」としたそうです。
そこで、今回は「不動産の日」にあわせて、住宅に関する記事を紹介します。不動産仲介関連サービスを提供するTERASSが、一都三県在住の人を対象とした調査結果を発表しました。
この調査は、住宅購入を検討する一都三県在住の1097人に「住宅購入検討者に関する意識調査」を実施して集計したものです。データを基にして作られた調査結果を紹介します。
1. 年収1000~1500万円の都心居住者が、家探しでストレスを感じている
調査では、多くの人が物件探しでストレスを感じていることが解りました。住宅購入検討者の約7割が、何かしらのストレスを感じていると答えています。
特にストレスを感じている人が多いのが、年収1000〜1500万円の都心居住者です。ストレスを感じている人は80%となり、高収入層ながら物件選びに困っているという結果となりました。
原因としては、価格と希望条件のギャップが挙げられています。都心の物件では、予算が高くても物件価格が高額なので希望する家が見つからないようです。
また、資産価値やエリアへのこだわりが強い傾向にあり、複数の物件を並行検討する人が多くストレスを感じている結果になりました。
「東京の相場が高すぎて困っている。1億を出しても、この程度の広さの家にしか住めないとなると悲しくなる(都心部在住、20代女性、年収1000~1500万円未満)」という声が挙がっています。