シリーズでお伝えしている「個人投資家向けの株主優待研究」。株主優待制度は、株主は株式を発行している上場企業が提供している商品であったり、サービスの優待券であったりを手にすることができます。株式投資では値上がり益や配当が主な醍醐味ですが、それらに次いで株主優待も人気です。今回はソフトバンクグループの株主優待と株価動向について見ていきましょう。

ソフトバンクグループの株主優待の概要

さて、同社の株主優待の詳細を見ていきましょう。

対象株主

同社株式を100株以上保有の株主

株主優待確定日

  • 毎年3月末
  • 毎年9月末

株主優待内容

  • 株主本人またはその家族が利用中のソフトバンク携帯電話・タブレットの利用料金が6ヵ月間割引となる「ソフトバンク携帯電話株主優待」(携帯電話は利用料金から6ヵ月間最大1000円(税抜)割引、タブレットは利用料金から6ヵ月間最大500円(税抜)割引)
  • 株主本人またはその家族が利用中のワイモバイル携帯電話の利用料金が6ヵ月間割引となる「ワイモバイル携帯電話株主優待」(利用料金から6ヵ月間最大500円(税抜)割引)
  • 株主本人またはその家族が利用中のインターネットの月額利用料金の基本料が6ヵ月間無料もしくは割引となる「インターネット株主優待」(光は月額利用料6ヵ月間割引、ADSLは基本料6ヵ月間無料、ワイヤレスは基本料金6ヵ月間割引)

株主優待基準

<3月末および9月末>

  • 100株以上:ソフトバンク携帯電話株主優待、およびワイモバイル携帯電話株主優待、およびインターネット株主優待

株主優待内容だけではなく、株価にも注意したい

株式投資をされている方で株主優待にだけに興味があるという人は少ないでしょう。