みなさんは将来に向けて、老後の生活設計を行っていますか。

2025年度の公的年金は前年度よりも1.9%増額改定されていますが、物価高には追い付いていません。

そのため、現役世代の方は老後資金を準備する際は、物価高も踏まえたうえで考えておくことが大切です。

本記事では、【厚生年金+国民年金】を「ひと月15万円以上」を受給している人はどれくらいいるのか解説します。

老後の生活設計にぜひお役立てください。

1. 老後生活はどれくらい続くのか「平均寿命」は何年?

2025年7月25日に厚生労働省が公表した「令和6年簡易生命表の概況」によると、最新の平均寿命は男性が81.09年、女性が87.13年でした。

また、平均寿命の長期的な推移を見ると、男女ともに着実に延びています。

長い老後を安心して過ごすためには、現役時代からの計画的な貯蓄や資産形成、そして公的年金制度を正しく理解することが大切です。