9月も値上げが続いています。長らく続く物価高。

年金額も直近、3年度連続で増額改定されていますが、物価上昇率を下回るため実質的には目減りです。現在の年金額を見てみましょう。

※1 男性の平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)45万5000円)で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準
※2 国民年金保険料を全期間(480カ月)納付した場合に65歳以降で受給できる年金額

厚生年金のモデル夫婦世帯は月額23万2784円、国民年金の満額は月額6万9308円です。夫婦ともに国民年金のみ(満額)の場合、二人合わせても月額13万8616円にとどまります。

さて、年金額は現役時代の過ごし方や働き方により個人差があるものですが、いまのシニア世代は年金を月どれくらい受けとっているのでしょうか。本記事で確認していきます。